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2010. 08. 03  
参加人数 : 17人
日時 : 2010年7月25日(日) 13:30 ~ 16:30
場所 :リバーレイン ココロンセンター

■ タイトル : 『アクティブリスニング~フィードバック~』
■ 講師 : 藤田香織氏(理事・コーチ)
■ 内容 : 国際コーチ連盟(ICF)のコンピタンシーを学ぼう!
     ~アクティブリスニングとフィードバック~

「コンピタンシー」とは、国際コーチ連盟(ICF)が、秀れたコーチ達の言動や行動を言語化し、
より良いコーチになるための指針としてまとめたもの。
(JCA日本コーチ協会 http://www.coach.or.jp/coaching/competency.html)

全部で11項目の中から、この日は「アクティブ・リスニング」と「フィードバック」の二つについて
ロールプレーをふんだんに交えて、紹介、実感しようという内容だった。
講師を務めた藤田さんによれば、
昨年度、日本コーチ協会のマスターコーチたちが「トラの巻」を作成し、
各チャプター(支部)向けに配布したICFのコンピタンシーマニュアルに基づき、紹介するとのことだった。

講座のスタートで、隣の人と自己紹介しあい、今日の参加理由と持ち帰りたいことについて話し合うようと藤田さんからアイスブレークとしての促しがあった。
私は、今日の参加理由を、
コーチングの3大スキルの最も重要な要素である傾聴に関し「アクティブリスニング」と言った時どのようなところがポイントなのか、初心に帰って学んでみたいと思った。

アクティブリスニングの定義については、コーチ21の資料からの紹介として
“クライアントの思いを言葉に出していることだけでなく言語化できていない内側にも注意してその奥にある思いを聞き分け、真意を聞き取り、後押ししていくこと”
と説明があった。

そして、最初のワークは、7項目の「アクティブリスニングのチェックシート」について、それぞれが自分のコーチングについてチェックの時間を持ち、その後3人組みで、話し合った。
全体へのシェアとして出てきたことは、
7つのなかからは、
「クライアントのメッセージを、声のトーンやボディランゲージなどから気づくことができるか」、
「批判も判断も加えずにクライアントの状況を打開し、次のステップに前進することに向けてきくことができる」などが、
多くの人に難しいチェック項目として挙げられた。
藤田さんからは、
鸚鵡返し、確認する、クライアントの変化を恐れないで受け止めるなどの、方法が示された。

一人の参加者から、自分の聞き方の工夫として、クライアントの発言を全て書き止め、それをあとからクライアントに示すことによって、コーチングの効果が非常に高まるので、自分は「アクティブ・ライティング」といってつかっているというアイデアの披露などもあった。

次のワークは、あるクライアントとのコーチングの「ケーススタディ」について示され、各人が自分がコーチだったらどうするだろうかをベースに新しい3人組を作って話し合った。
問題は、コーチングを、最初はやる気だったクライアントが途中から全く行動できなくなってしまったケース。
これについては、クライアントに対しコーチが承認をもっとしていく、クライアントの現状把握をさらに進める、コーチングをリセットする、止めるかどうかをクライアントに打診する、などがあったが、私は「仮のテーマか真のテーマか」の見分けをすることが解決に結びつくのではと感じていた。
藤田さんからは、クライアントの他の問題点はなかったか、たとえば環境、家族との関係などにも注意をしてコーチングを進めていく必要があると説明が付加された。

最後のワークは、「フィードバック」について。
フィードバックとは、「目標に対しての道筋にクライアントにズレずれがあるとき、それを指摘すること」、コーチとしては「客観的に事実を記述的に描写する」「私には、○○の様に見える」と二つの観点で行っていくと説明があった。

また新しい3人グループを作り、
「フィードバックをするとき」、「逆に受けるとき」についての自分の経験や考えを話し合った。
受けるときは、素直で、謙虚になること、受ける、受けないは受け手の自由であること、
逆にフィードバックするときは、相手に許可を得てから、相手の役立つことを意図する、その理由を説明する。アイメッセージで伝えるなどがあげられた。
提案や、アドバイスもフィードバックとしてうけとめるという人もいて、クライアントにとっては、コーチとの信頼関係さえあれば、どんな内容でもコーチの発言は受け入れられるものという面があることを私は改めて感じた。

藤田さんからは、クライアントを尊重するという前提があれば、ポジティブでなくともネガティブな内容でも、クライアントにはフィードバックしていくことを勧めるとの発言があった。そして、フィードバックは、「タイミングが大事」であるとまとめられた。

締めくくりは、ペアになって5分間のコーチング。
それぞれのテーマで、コーチングをし、最後の1分間をフィードバックに割いてみるワーク。
たった5分間であったが、初めて顔を合わせた同士でも、ミニコーチングが存分に機能した時間になった気がする。
そして、話してみてどうでしたか?、と互いに聞きあった。

短時間でも、ちゃんと聞いてもらえて、承認されるとやはり嬉しくてやる気がでるものですねと相手の方からの発言。こちらも全く同じ感想だと相手に伝えた。
アクティブリスニングをベースに、コーチではない参加者や、初心者の方にとって、わかりやすく、明日からすぐに活用できる内容だった。参加者のかたがたが笑顔でうなづきあっていた全体の様子からもこの日の勉強会は、みなさんにとって大変有意義な時間になったと確信できた。

文責 鮫島宗哉 
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